砥石・包丁関連用品
砥石を買う前に「番手(グリット)」を理解しよう
番手(グリット)とは砥石の粒度のことです
- 番手が低いほど砥石は粗くなります。一度に多くの金属を削るため早く刃が付きますが、切れ味の細かさは劣ります
- 番手が高いほど砥石は細かくなります。少しずつ金属を削るため刃が付くのに時間がかかりますが、高い切れ味が得られます
左の写真は、220、400、1000、2000、3000、5000、8000、10000番と、異なる番手の砥石で研いだ刃先を500倍・2000倍・3000倍に拡大したものです
この図からわかるのは、番手の数字が高くなるほど刃先が細かく仕上がるということです
包丁の切れ味が大きく落ちている場合は、まず低い番手の砥石で多くの金属を削って素早く刃を付け、その後、目的の切れ味になるまで細かい砥石で研いでください
切れ味が大きく落ちた包丁を細かい砥石で研ぐと、削れる金属が少ないため必要以上に時間がかかります。あまりに時間がかかり、その砥石では研げないと思ってしまうこともあります
つまり、包丁と求める切れ味に合った砥石を選ぶことが大切です
砥石で得られる切れ味は4段階に分かれます
- 荒砥(0〜599番) 刃こぼれの修正や粗い叩き切り、骨を叩き切るなど衝撃の強い作業に
- 中砥(600〜1999番) 家庭での使用や魚をおろす作業など、特別な目的のない一般的な用途はこの段階です(1000番)
- 仕上砥(2000〜5000番) 野菜の切り物、1mm以下の薄さでの果物の皮むき、刺身の引き切りなど、高い切れ味が必要な包丁に(4000〜6000番)
- 超仕上砥(5001〜12000番以上) 大工道具や日本刀の研ぎ、趣味の用途に

包丁の研ぎ方
2本の動画をご紹介します。1本は世界最高峰の日本の砥石メーカーの一つであるナニワ社のご厚意によるもので、タイ語への翻訳もご許可いただきました。もう1本は藤次郎社の動画で、すべての工程を丁寧に解説し、拡大映像で研ぎの細かなポイントまでよくわかります。とてもわかりやすい内容です。